Z900RSバックステップ取り付け

Z900RSにバックステップ取りけました!
2021年12月29日(水)晴れ🌞
年明けの到着と思われていたバックステップが届きました。
 
楽天でポチった中華製バックステップで、某有名メーカーのオマージュ品です。

ポチる前に、販売店のコメントが以下のように書かれていた。
最近このタイプのバックステップには部品が欠品しているような情報が飛び交っていますが、弊社の製品は全ての部品が揃っています!安心してお買い求めください!
これは心強いコメントですね!
 
届いた商品には取説などは無く完成図と展開図が書かれた紙が一枚入っている。
 
某有名メーカーのバックステップはYouTubeでも取り付け動画が沢山出回っているので参考にしました。
以前カワサキプラザのメカニックの方に中華製の事を聞いてみたが、本体は良い出来なのですがボルト類が怖いと話していたので、ボルトは入手出来るものは交換することにした。
 
更に、トルクレンチも購入してみた。実際は締め付けトルクの数値が分らんので意味無いけど(笑)
 クリックで(大)
図面を見ながら部品のチェックをするが、細かい数値(ボルトの長さやスペーサーの厚さ等)が記載されていない為、実際の取り付け時に試行錯誤しながらやってみることに・・・
元々取り付けてあるボルト類には黒い油性マーカーで印を付けて、日本製のボルトと見分けがつくようにしてみた。
 
それぞれのボルトに番号を振って、購入する際の参考とした。(クリックすると大きな写真)
 
上の写真で黄色く網掛けしているのは、1回目の買い物で買い忘れていたり、無かったもので、2回目の買い物の参考とした。
 
午前10時から作業を開始した。寒いのでカーボンヒーターを出して暖を取る
まずは、左のチェンジペダル側から作業する
 
ステップ本体のボルトを2本を緩めて、チェンジペダルのリンク部分はステップ本体をクルクル回してリンクボルトから抜いていくと外れる。
 
外したボルトの穴にバックステップ本体を取り付けるが、カラースペーサーは上側が薄いタイプで下側が厚いタイプが付く。ボルトの長さも上が短く下側が長いボルトだ。上の図面とは違ってきている。やはりぶっつけ本番で臨機応変に対処することが大事である。
一旦仮付けして、バイクに跨り足つきの位置を確認すると、ノーマルステップの場合は足のふくらはぎにステップが当たっていたが、バックステップは当たらない!!超スッキリ!
 
続いて難所と言われているブレーキ側の作業に入る
まずはヒールプレートを取り除く
 
ブレーキオイルタンクのプラカバーと本体のネジを緩めて外す
 
ブレーキセンサーのバネとブレーキ根元の割ピンも抜いて外す。
 
ブレーキオイルホースとプレートのボルトを抜くと右側のステップが外せる
 
ブレーキセンサーのナット側はプラスチックの爪を押して抜き去り、バックステップ側の本体に取り付ける。その際ゴムカバーは取り除いておいた。
当初このまま取り付け出来ると思ったが、ブレーキセンサーのバネが伸びきってしまい、ブレーキランプが点灯した状態となったので、一旦バラす。
先人たちが苦労している例の部品を取り除かないと、センサーケーブルの取り回しがきつくて装着が困難である。
 
この、六角レンチを挿しているいるボルトが固く強敵であった!!
家にある工具では歯が立たないかと思ったが、強引に回したらボルトが回ったので、あとは根気よく回し続け例の部品の除去に成功した。
これで、センサーケーブルがフリーとなり取り回しが楽になった。

この部品を付けたままだとブレーキランプのバネ位置が悪く点灯しっぱなしになる。
しかし、フリーになった分配線の位置決めを考えないとブレーキランプが点灯しなくなるので、試行錯誤しながら取り付けを行なった。
本体をボルトで固定して、割ピンも新品を装着した。
何とか作業が完了した。
後日談として、2割のボルトをカインズホームで購入して取り換えを試みたが、六角の穴が脆く何度か付け外しを行なっていたらネジ穴をなめてしまった!!結局元のボルトを使用しました。

バックステップの取り付け位置は4か所指定できる。
チェンジペダルとブレーキペダルの位置は前、中、後ろの3か所指定可能だ。
一応、ステップは4か所のうち下段側の後ろの位置を選択してみた。

ロックタイトを塗布して脱落防止措置を施した。(どれに塗ったかうろ覚え・・・)
午前10時から始めて、午後2時30分に作業終了4時間半掛かったが、チェンジペダル側は30分もあれば作業できる。問題はブレーキ側だが一旦コツを掴めば早くできそうだ。
今回のボルトは8割くらい交換して日本製にしたが、一部は入手出来なかったので既製品をそのまま利用している。モノタロウ辺りで探せば幾らでも買えるだろうが、ちょっと様子を見てみる。
早速、試運転に出掛けてみたが、チェンジペダルの位置が高すぎた。ブレーキの位置は低く遠い。
更にチェンジペダル側の前のゴムステップを止めているボルトが緩んで外れそうになっていた!!
帰宅後に、ロックタイトでガッチリ固定した。ペダル類も微調整を行ってみたが、本日は日没サスペンドとなったので明日試乗してチェックしてみよう。
バックステップ本体は16800円、ボルト類が3500円、ロックタイトが800円トルクレンチは4000円程したのでトータル25000円位掛かっている。まぁ本物は6万近くするのと、作業を委託すると1万くらいは取られるので、安く仕上げたい方は参考にしてみて下さい!

2021年12月30日(木)晴れ🌞
テスト走行で20km程走って来た。
シフトペダルの先が取れる事もなかったが、ペダルの位置がまだ高い・・・(-_-;)
ステップの位置に比べて水平より下に位置した方が扱いやすいのだが、見た目では下に見えても実際に足を乗せると高く感じる。
帰宅後に再調整を行なった。調整する際にステップの位置を下げるとリンクバーのボルトが前後で外れそうになる位伸ばしている・・・大丈夫かなぁ・・・外れたりしないよなぁ・・・

2022年1月2日(日)晴れ
テスト走行を兼ねて買い物に出掛けてみたが、バックステップの使い心地をレポート!
足を乗せる位置は両方とも申し分ないです。
ブレーキ側についても踵のステップに乗せた位置とつま先の位置はベストです。
ちなみにブレーキのつま先側のペダルは真ん中の位置にしてます。(前・中・後の中です)
シフトペダルが問題ありで、ギアを上げていく分にはストレスを感じなくスムーズにいきます。
しかし、ギアを下げる時に上手く下がらない!!
足でペダルを踏んでも上手くギアダウンしない事がしばしば・・・意識してガチっガチっと足で踏みつけるとギアダウンしていくが、上手くいく時もあるので引き続き検証していきたいです。
今度、カワサキプラザに行く時に相談してみようと思います。

2022年1月9日(日)晴れ
本日、買い物がてらZ900RSで出動した時のお話です。
自宅を出て、大通りに出たまでは良いが、その先から上手くギアチェンジが出来ない(-_-;)
2速まで戻るが、1速までギアが下がらない・・・なんで?
そのうち、4速、5速まで上げると3速に下がらない・・・
そうこうするとようやく3速まで落とせたが、2速や1速に戻らない。
途中で進路を自宅に変更して、3速のまま信号待ちでスタートするなど、荒業で何とか帰宅した。

早速、シフトペダルの調整を行うが、上手くいかない。
シフトリンクボルトを外して、位置を変えたり長さを変えたり、試行錯誤と試乗を繰り返すが、1速と2速しかギアが入らず3速に入らない。何でだろう♪~何でだろう♪~と心の中で歌いながら考えて、一度ノーマルのステップに変えてみる。

ノーマルに戻すのは3分もあれば出来る。
一度、この状態で試走してみると、普通にギアチェンジが出来る。1速から6速まで自由自在だ!
直ぐに、ノーマルステップを外してバックステップに付け替える。
そこで、答えが閃いた!!!

ステップを取り付けるM8×60mmのボルトだが、きつく締め付け過ぎるとシフトレバーの動きが悪くなり、ギアチェンジに影響するようだ!
そこで、少し緩めてやりレバーの動きがスムーズになったことを確認してリンクボルトをナットを締め付ける。
この状態で試走すると、やりました~直りました~1速から6速まで奇麗にチェンジ出来ます。
なので、この中華製バクステップを取り付けてギアチェンジに違和感を覚えたならステップのボルトを締め付け過ぎていないか確認しましょう。

ちなみに、シフトペダルの先のゴムステップのボルトが緩んでいたので、日本製のボルトに交換して、更にロックタイトをたっぷりと塗って締め付けました(M6×16mm)

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Z900RSバックステップ取り付け” に対して3件のコメントがあります。

  1. ひでプリ より:

    初めましてm(_ _)mこんにちは

    興味深く、読ませて頂きました。

    パーツは足りてましたか?

    得にカラー(スペーサー)は、左右、大丈夫でしたか?

    私も、このバックステップの購入を考えています。

    商品画像を、見る限り、カラーの数は3個であってるみたいですが、高さが大中小で3個

    そのうちの大がやけに高すぎるように思うのですが...

    チェンジ側が小、中

    ブレーキ側が大

    の、カラー使用で良かったですか?

    1. Kenny より:

      コメントありがとうございます。
      まず、パーツ類に関しては全て揃っていますのでご安心してください。
      カラーパーツは、うろ覚えですいませんが、必ずそのパーツの高さが合う箇所に嵌まります。
      最終的に、カワサキプラザに行きチェックして貰った所、ワッシャーやカラーの順番が違ったりして、キチンと組み込みし直して貰いました。
      工賃も5千円位で済ましたので、不安があるならプラザでの取り付けをお薦めします。
      自分で取り付けたあとは、ちょくちょく不具合があったけど、今は何の問題もなく、パーツの緩みもありません。

      1. ひでプリ より:

        返信ありがとうございます

        他の方の取り付けブログを見て解決しました(^ ^)

        メーカー元の仮組みも間違っているみたいで(笑)販売している画像そのものが間違っています(爆)

        ブレーキ側のステップにカラーをいれるんですが、そのカラーが3個のカラーの一つと、テレコになって仮組みされているんです。発注元が間違ったらアカンでしょ(爆)

        ですので解決したので、私も中華製バックステップ、注文しました( ꒪ͧ-꒪ͧ)

        今回は色々と勉強させてもらいましたm(_ _)m

        ありがとうございました

        またの機会があれば、またご教授願いますm(_ _)m

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