大型二輪免許への道③

PART5 卒業検定
2021年10月24日(日)晴れ 今日はいよいよ卒業検定だ!

11時30分に本校舎の中で教官の前に集合して注意事項を伝達される。
全員で本コース内にある小さな小屋に移動して、本日の検定コースと順番が告げられる。
検定コースは教習中に走った2-B・2-Dのどちらかと特別課題を最後に実施する形だ。
今日は②のコースと(教習中の2-D)伝えられてコース図面を渡される。
大型二輪は3名が受けることになり、自分は3番手であった。
他に普通二輪に3名、小型二輪に1名がエントリーしている。
大型二輪の1番手は若い女性だ!緊張しながらスタートしていく。
普通二輪も女性が1番手で、かなりガチガチになっているのが分かる・・・
他の受験生は小屋から出られないので、検定中の様子は一部しか見えない。
特別課題の波状路まで来ると、次の受験者がスタート地点まで移動して待機する。
いよいよ自分の順番が回って来た。
検定教官は、何度か教習中に教わった川谷拓三似のおじさんである。
乗車する前にブレーキレバーを握ってハンドルの向きを前にして、サイドスタンドを払い乗車する
バックミラーを合わせて、右足はブレーキを踏んでいる。
セルボタンを押してエンジン始動。ギアを1速に入れ、右ウインカーを出して、顔を右後方に捻り安全確認を行い静かに発進する。
交差点の信号は青なのでそのまま2速で直進する。交差点を超えて左合図を出してミラーと左後方に首を曲げて目視確認をして車体を道路左端に寄せる。合図を出して3秒後に寄せないと減点対象となる。
左折してS字路に進入。コースなりにゆっくり進む。出口前に左右の目視確認を行い左折する。
すぐに障害物が道路の左にあるので右合図を出してミラーと目視を同時に行い横を通過して左合図で戻る。
減速して踏切手前をゆっくり左折する。(ここも膨らむと減点)
踏切で一時停止して左右の安全確認後ゆっくり進み、直ぐに左折して幹線道路に出る。
信号を直進してから右合図で右側車線に移動する。右折してクランクに進入するが速度が出過ぎてパイロンに当たりそうになるが、ギリギリ交わした。ふ~あぶね~
出口付近で素早く左右の安全確認を行い道路を右折する。
直線で30キロ以上のスピードを出し、右合図を出して車線右端に寄せながら右折して左端に寄せて見通しの悪いT字路の手前で一時停止。
ゆっくり最小半径で左折(第1段階の狭路左折が活きてくる)して、更に突き当りを左折するが右への安全確認を怠らない。
直線道路で40キロ以上出してコース半分過ぎた辺りで左合図を出しながら断続ブレーキを掛けて左端に寄せていく。
幹線道路を左折して、すぐに右側車線へ合図を出して移動する。
交差点が赤信号なので停止する。青に変わった際も左右の目視確認をしながらゆっくり進み右折(交差点では中央付近を通る)しながら左に寄せて左折する。
直進して坂道の手前で一時停止する。ギアを1速に入れて坂道を発進するが、右後方の安全も確認する。坂道頂上付近の交差路で左の安全確認を行いながら左端に寄せていく。
坂道を下りきった所で一時停止。右の安全確認を行いゆっくり走り幹線道路を左折する。
幹線道路を直進しながら右合図と目視確認を行い右側車線に移動する。
赤信号で停止。青信号に変り左右の安全確認を行いゆっくり交差点の中心を回りながら右折する。
T字路で一時停止の白線手前で一時停止。左右の安全確認を行いゆっくり進みもう一度一時停止する(ここは2段階一時停止が課題)
右折して外周道路を走る。ギアは3速だ。カーブ手前で前後のブレーキを掛けてアピールする。
スピードを落としてコース半周を回り、特別課題のコースに入る手前で一時停止する。
教官が先行してスラローム手前まで移動してタイム計測に備える。
教官が右手を挙げてスタートの合図。
ゆっくり進みスラロームに突入する。
焦ってちょっと膨らみ気味になりながら、危うくパイロンに接触しそうになったがギリギリセーフであった。ブレーキとアクセルワークで切り抜けたがタイムが気になる・・・。
スラローム出口からギアを3速に上げて加速して時速40キロ以上のスピードを出す。
ブレーキ操作地点の手前でアクセルを戻し減速しながらブレーキ開始地点で前後のブレーキを掛けて目標の11メートルライン手前で停止(わざとエンストさせる)
エンジンを再始動してギアを1速に戻し後方確認しながらゆくっり進む。
波状路手前の白線で立ち姿勢になりリアブレーキを掛けて減速して波状路に入る。
アクセルと半クラッチを巧みに操作してゆっくりと上下動しながら進んでいく。
平均台手前の白線で一時停止。
ゆっくりスタートして平均台に乗り上げるが、緊張からアクセルを開けて半クラ以上の状態で加速していく・・・平均台は10秒以上必要だが、脱輪の恐怖から兎に角渡り切ることを心掛けていき一気に走り抜けた。(多分7秒位で通過していると思う)
先の白線で一時停止して、右の安全を確認してゆっくり走り幹線道路を右折して、左合図を出して車体を左端に寄せる。スタート地点の2番ポール手前に前輪を付けて停止。
ギアをニュートラルにしてエンジンを切る。
後方確認しながら降車するが右ブレーキレバーは離さない。
降車したらハンドルを左に傾けて終了。

PART6 合格発表
受験した生徒7名が本校舎の部屋の前で待機させられる。

受験番号毎に個室に呼ばれ合否判定を聞かされる。
個室と言ってもドアオープン状態なので中の様子も声も丸わかり(笑)
受験した生徒は全員合格している。最後に自分の名前が呼ばれ部屋の中に入る。
教官から「平均台早かったよね~」と笑われる。が「合格です」と言われ一安心。
「大型二輪ライダーとして模範的な運転を心がけて」と言われた。
このあと、2階の教室に移動して、免許証交付までの手続きについてレクチャーを受けた。

更に卒業にあたり今までの教習内容などのアンケートを記入していき、最後に卒業証書を授与された。
卒業証書の写真を撮り忘れた・・・今日は日曜日なので試験場は開いていないため後日交付手続きに向かう事とした。

PART7へ続く

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