Z900RS自作エンジンスライダー失敗の巻き
自作のエンジンスライダーを作ってみたけど・・・夢と散る
2022年5月3日(火)
前回のブログの続きになりますが、なぜタイトルのような事が起きたのか順を追って記述します。
午前10時30分に2りんかんへ赴き、ヘルメットの盗難防止用タグを取ってもらった。
その足で島忠ホームセンタへ向かい、エンジンスライダー用のボルトを物色!
ネットで寸法を検索するとM10×123mmと表示が有ったので、ステンレスのボルトM10×130を2本と鉄のM8×125mmを2本購入して帰宅しました。
大分前にゴム製品は購入しておいた。
このゴムに10mmのボルトを通してスライダーを作成する!
電動ドリルに10mmのドリルをセットしてゴムの穴を広げていく
元々穴が空いているので、余分なゴムを削り取るだけなので作業はすぐに終わる。
次に広げた穴にM10×130mmのボルトを通すが、中々入っていかない・・・レンチで根気よく締めていく。
同じゴムを繋いでボルトを通す。
早速取り付け作業を行うが、エンジン前方のフレームとエンジンを繋いでいるボルトを抜き取るが、中々のトルクで締め付けられており、レンチのエクステンションバーを3つ繋いで長さを出して、気合でボルトを回すと、どうにかボルトが緩み外せた。
自作のエンジンスライダーを装着すると、ゴム2個付けているとボルトが入らない・・・一つのゴムを外してエンジンに装着すると、ボルトとゴムの間に結構な隙間がある。
フレームパイプの内径を測ると26mm
ボルトの奥行39mm
スライダーとフレームの隙間27mm位。これって転倒したら衝撃でボルトが折れるパターンや!!
純正のエンジンスライダーの方が飛び出ている?意味ないじゃんこれじゃ~(-_-;)
ゴムの中にボルトの頭も入れないとなぁ~150mmのボルトの方が良いかな~とか考えていました。
取り合えず、自作のスライダーは外して、元のボルトを付けよう・・・この後悲劇は起こる!
純正のボルトを締めていくと、途中で大分固くなり中々締め付けられない・・・あれこんなに早くキツイ状態になったかな?
明らかにボルトが途中で止まっています。
こりゃマズいと思い、緩める方向にボルトを回すと、途中で噛んでしまったのかこれ以上回せない・・・(-_-;)
進む事も戻す事も出来ない状態になってしまた・・・やっちまった~
場所が場所だけに、とっても不安になり、速攻でプラザへ電話しました。
メカニックの方と話が出来て、状況を伝えました。
何とか今日中に対応して欲しいと訴えたところ、「15時に来てください」と言われ、ひとまず安堵。
現在14時10分。自宅から15分でプラザへ行けるので、その間ボーっと過ごす(笑)
約束の時間にプラザへ到着
メカニックの方に車両を預けてしばしばプラザ内の車両を見学して時間を潰す。
無理言って強引に作業時間を作ってくれたプラザのメカニックの方、感謝感謝です!
待つこと50分・・・ようやく作業が終わり、説明を受けました。
取り敢えず、ボルトは装着し直して規定値のトルク60Nmで締め付け完了したが、ボルトのメス側の手前がやはり噛んでしまった時に潰れているとのこと。しかし、走行に支障は無いでしょうとのコメントを貰いホッとする。
トーシローが安易に弄って失敗した事例です。
「もう、弄りません」とメカニックの方に話すと「いやいや、どんどん弄ってください。自分で出来なくなったら有料で我々が直しますから」と言われやっぱり頼りになると実感しました。
2階の展示場も、1階の納車待ちも火の玉50thアニバーサリー車両がズラリと並んでいました。
作業費3300円を支払いプラザを後にした。