Z900RSの白タックロールシートの改良
Z900RS白タックロールシートを購入して改良してみた
旭風防と同じ時期にメルカリでポチってみた。
到着した白のタックロールシート
ちょと車両に付けてみた。
真っ新な白いシートは違和感を覚える(笑)
取り敢えず、跨ってみたが、両モモが当たる部分が角ばっていて足つきも悪い
座面も固くて、長時間の走行には耐えられそうもない・・・
そこで、シートを全面改良することにした。
購入したパーツ類はゲルシート、低反発シート、アンコ盛素材、タッカー、タッカー用の針、防水シートだ。
座面が固いので、アンコ抜きして、低反発シートを敷いて、上にゲルシートを乗せ、最後にアンコシートを乗せようと考えた。
まずはシートのステープルを外す必要があるが、購入したタッカーに付属で針外しが付いていた。
これが大活躍してくれた。ネットでやり方を見ると、マイナスドライバーで抉って隙間を空けて、ペンチで針を抜くと書いてあるが、実際は強烈に止まっている針をマイナスドライバーで抉れない!下手するとドライバーが曲がります。それ位強い力が必要です。
針を外して表皮を剥がすと、至る所に縫製の弱さが露呈されることに・・・安物はいかんな!!
ここは後に手縫いで補強してみた。
表皮とアンコ
座面にくり抜く部分の線を書いていく
イメージはこんな感じで仕上げてみたい
アンコを抜くやり方は様々あるが、ベルトサンダーを使えば早く出来そうだが、削りカスはトンでもない事になりそう。屋外でやるにしても寒い、ゴミが飛び散る、騒音がするなど諸問題が有り過ぎて断念!
そこで、メスの様な切れ味のカッターで2センチ間隔で切っていく事にした。
不可さ1センチ位の切れ込みを入れて、刃先を水平に変えて、押し込みながら切っていく感じでスポンジを取る。
余り切り屑も出ないのと、音もしないためゆっくり作業が出来る
座面前部の切り抜きが完了
低反発シートを切り抜いた座面に入れて、上からゲルシートを重ねる
もう、これで充分かもしれない。
シート後部のタンデム席も同じように切り抜いていく
ゲルシートも形を合わせて切り抜く
ちょっくら表皮を被せて車両に付けて座り心地をチェックする。
ちょっと前方に荷重が掛かり過ぎるようだが、ゲルシートを全面にも貼ることにしよう
座面をヤスリで整えて、平らにしていく。深さも低反発シートとゲルシートが嵌まる位に削っていく。
最後に防水シートで包んで、表皮を被せていく
タッカーで表皮を止めていくが、当初密林で購入したものはパワー不足で針が山形に潰れて、真面に止められない!!トルク調整機能が付いていて、最大にしても全然ダメ!!
仕方なく、コーナンで物色してみた
このプラスチックモールを固定!の文言に惚れて即購入
こいつは素晴らしい仕事をしますよ!タッカーの購入を検討されている方は迷わずこれです!!
SK11!いい商品です。MAXのT3-6M針でバッチり表皮を固定出来ます。
表皮を止めたら、デイトナの商品リベットセットでシャレオツに装飾してみた
どうです!売っている商品みたいですね~
電動ドリルで穴を空けて、リベット差し込み、裏側は円盤状のパーツで固定するだけ!
ちょっと左右で高さが違った・・・気にしない気にしない(笑)
次はシート後部のネーム塗装ですね!
白いシートは反逆のイメージなので、KAWASAKIの文字も逆転写バージョンで行きます!
染めるのはお馴染み染めQもキンキラ金です(笑)
新聞紙でシート全体を包んで塗装態勢完了!!
1回目、全体を軽く吹いていきます
電気ストーブで温めて噴射を良くします。
最終形態です。10回くらい重ね塗りをしました。
塗装後1時間外で乾燥させました。
マスキングテープを剥がすと地味に色が滲んでいる・・・これは後にホワイトで修正する
早速車両に取り付けてみる
旭風防とマッチしていますね~
乗り心地はどうでしょうか・・・ちょっくら試乗してきます。
感想・・・低反発とゲルシートでは沈み込みが激しく、長時間乗車はケツが痛くなりそう・・・
やはり、重心が前にいってしまうので乗りづらいが、慣れてくるとあまり気にならなくなった。
ホワイトペンで滲みを修正する
滲みは目立たなくなった
少し様子をみてみよう
不要になったらヤフオクで売れば良いかも(笑)
いよいよ絞りハンだな(笑)