Z900RSクラッチ&ブレーキレバー交換
クラッチ&ブレーキレバーを交換した
前回、夏の熱暴走対策でスマホサンバイザーを設置したが、今回はクラッチ&ブレーキレバーの交換レポートだ!
元々、注文してから到着までは日数が掛かると思っていた。(配達予定日は8月上旬)
そこは、大陸製なので日程は曖昧である(笑)
このクラッチレバー類の商品ページ
以前乗っていたベスパにも大陸製のレバーを注文して取り付けた事があるが、この製品の精度も大したものである。優れたCNC加工でバリの一つも無い!ベスパの記事へ飛んでいく
価格も安く、Z900RSのロゴ入りが購入の決め手かな!
素材はアルミ製でしっかりとしている。
レバーの握る部分はアジャスター機能が装備されているため、伸縮可能だ!
短くすると指2~3本で操作、伸ばせば4~5本で握ることが可能。
更にもう一つの決め手が、可倒式であることだ。
バイクは思わぬ転倒によって、クラッチレバーやブレーキレバーを折ってしまう事があるが、この製品はレバーの中間地点から上側に倒立する仕組みのため、転倒時にレバーが折れる事象を軽減出来る。
早速車体に取り付けて行くが、まずは既存のクラッチレバーを取り外す作業からだ。
レバー類はバックミラーを固定しているボルトを外してから作業した方が断然早く、確実に出来ます。
このレバーを固定しているボルトは10mmだが、ソケットレンチの淵が厚い物だと入らない、眼鏡レンチも入らない(ボルト周りに出っ張りがある為)ので、裏側のナットを通常レンチを立ててナットを回す必要がある。
既存レバーを外すとボルトを通している穴に金色のカラーがあるので外しておく(後に使います)
更にこのカラーを外すと、レバーとダイヤル調整の黒いパーツが分離しますが、この黒いパーツに小さなバネが付いています。これは紛失しやすいので慎重に外してその後は穴に入れてセロテープ等で固定して落ちないように保管しましょう。
取り外したカラーはグリスの汚れが付着して真っ黒なので、ウェス等で拭き取り、再度グリスを塗りましょう。
新しいレバーのボルト穴にカラーを通します。
クラッチワイヤーのタイコを既存の穴に入れて、ワイヤーを溝に這わせていきます。
ボルトの穴とハンドル側の穴を合わせてボルトを通してレンチで締め付ければ完成です。
特にクラッチワイヤーの調整は必要ないですが、車体によっては調整が必要なので自己責任で。
取り付け完了。
レバーの長さが一番短いポジションである。
最大限まで伸ばしたレバーの握り位置
指を掛ける位置は付属のスイッチで調整できる。(1~6段階の調整)
正面からのクラッチレバー
車体のディアブロブラックとゴールドのラインに合わせたカラーをチョイスした。
いい感じでマッチしている。
続いてブレーキレバー側の交換作業だが、こちらも10mmのボルトナットを緩めれば簡単に外せる。
取り付けの時の注意点は、レバーを認識する車体側から伸びた突起物をレバーの穴に入れないと、旨くセット出来ない。最初その穴に気づかずに、ひたすたら溝に突起物を入れてボルトの穴位置に合わせようとしたが、入らず、よくよくレバーを見ると溝の中に小さな部品があり、その部品にも突起物が入る穴が空いていて、この部分に突起物を入れないとピッタリ嵌まらない。
写真は既に取り付けした後です。
ようやく完成したが、作業時間は40分程度でした。
作業前にYouTubeなどで交換している動画などをチェックしていたので割とスムーズに出来たが、ボルトの取り外しや、ブレーキの突起物処理などに手間取って少々時間を要したが、1回やれば10分で出来そうです。
クラッチレバーを可倒してみた図
ブレーキレバー側も可倒してみた。
これで、長距離ツーリングでも一安心出来る。
いよいよ明日福島に向けて出発します。