ラジエーターホースをステンメッシュに交換!
前々から考えていたラジエーターサブホースの交換作業だが、いよいよ重い腰を上げて着手することにした。
密林でパーツを買い、バケツ類はホムセンで仕入れて来た。
ステンメッシュホースAN4
フィニッシャー(赤)
ホースクランプ(青)
自己融着テープ(青)
クーラント液(ピンク)
ステンメッシュケーブルカッター
更にドレスアップパーツとして、ボルトの上から嵌めるだけのお手軽キャップも付けてみた。
こちらはメルカリやヤフオク等で購入出来ます。(「バイクボルトカバー」で検索)
サブホースを交換するにあたり、既存のクーラントを排出するのだが、ホース交換時にはこの純正スライダーやフレーム補強プレート類を外しておくと作業がし易くなると聞いていた。
サクッと取り外しておく
三角のプレートも外す
ラジエーターのサブタンクと連結しているホースも容易に外せる隙間が出来た。
クーラントを抜くには車体左下にある8mmのボルトを抜くと排出される
ボルトを抜くと一瞬クーラントが出てくるが、実際はラジエーターキャップを外さないと排出が始まらない。
ラジエーターキャップを外す。
クーラント液が勢いよく出てくるのでバケツで受け止める
2リットル弱位の量が出てくる
サブタンクのクーラントを抜くために既存のホースを外して、バイクを右に傾けるが、あまり出てこない・・・(-_-;)
バイクに跨り、右に倒し込んで排出を促すが全部は出てこないので、諦める。
クーラントの排出が済んだら、真水で洗浄する。
外したボルトやホースを繋ぎ直して、真水を溢れるまで注ぎ込み、ラジエーターキャップを嵌めてエンジンを掛ける。
5分間暖機運転する。
5分後にエンジンを止めて、クーラントが冷めるまで待機する(10分位)
クーラント排出用のドレンボルトを抜いてペットボトルを排出口に付けてスタンバイ!
ここは、圧力が掛かっているので、最初勢いよく噴出されますので注意が必要!
再びラジエーターキャップを外すと勢いよく水が排出されるが、クーラントの緑色がまだまだ残っているのが分かる。
この作業を2回繰り返した。不安な人はもっとやっても良いかも・・・
何なら、ボルトも外したまま水を注いで垂れ流すのも有りかな・・・
いよいよホースの交換をするが、そもそもステンメッシュの長さが分かっていない。
後に撮影したホース類だ。
サブタンクに接続されている方は57.5cm(ステンメッシュの場合は+10~15センチ長く切りましょう)
メインホースは47cmだった。(こちらもステンメッシュの場合は5~10センチ長めに)
ステンメッシュは1メートルと3メートルを用意してあった。
今回はその場で既存ホースにメッシュホースを当てて、同じような長さにプラスして切り出す。
既存のホースの長さからプラス10センチは余計に取った方が良いです。
切り出す際に自己融着テープを巻いて、真ん中を切断するとステンレスがバラけない。
タンク前部のプロテクター?も外す必要がある。タンクを止めている2本のボルトを抜くとタンクを浮かせる事ができるので、浮かせた状態から六角ボルトを抜いてやる
エンジンに直結しているホースを抜く
ステンメッシュホースにフィニッシャー(赤い先端パーツ)を差し込んで、ラジエーターの差し込み口にホースを挿すのだが、中々思うように入って行かない・・・
特にメインエンジンに連結している差し込み口は90度に曲がっていて、フィニッシャーの先が曲がり角に当たってそれ以上押し込めない。
無理やり押し込んだら、差し込み口がグニャっと曲がり、直線に近くなったが、これ以上力掛けたら折れ曲がる可能性が高い。
黄色の矢印部分が直角になっているので、フィニッシャーを差し込むのが難しい。
少し手で曲げてみると良いが、やり過ぎると折れます!!
ちなみにラジエーターグリルを壊すとパーツ代が61000円程掛かるので、ここは慎重に作業をする必要がある。
サブタンクに繋げる方(赤丸で囲った部分)も、比較的真っすぐ差込口は延びているが、ゴムパーツが入りづらい。
何とかホースは挿せたが、ラジエーターキャップとフィニッシャー(赤)が干渉して、キッチリキャップが閉まらない・・・(-_-;)
少しフィニッシャーを戻して隙間を作り、どうにかキャップを嵌めることが出来た。
よくよく既存のホースが挿さっている状態を写真で見ると、そんなに奥までホースが刺さっていない。ここは後日施工を見直そう。
しかし、サブタンクに接続する方のフィニッシャーを壊してしまった。
なので、サブタンクにはステンメッシュホースを差し込んだだけで、固定バンドすらしていない状態だΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
思わず密林で、同じパーツを注文してしまった!
取り敢えず、新しいクーラント液を注いだ。
外していた純正スライダーやプレート類を元に戻す
まぁ見た目は良く出来た方かな・・・
これで、キッチリクーラントに圧が掛かっていれば大丈夫だと思うが、ちょっと心配だな。
排出したクーラントは固める凝固剤を購入したので、固めた後燃えるゴミとして捨てる予定

凝固剤で固めてみた

こんな感じです

手で掬うと、クラッシュスライムみたい?!
取り敢えず、塊になったので、ビニール袋に詰めて燃えるゴミの日に出します。
2025年3月22日(土)
どうしてもホースの取り回しが気になり、一旦ラジエーターキャップを開けてみたら、注ぎ口までクーラントで満たされているのを確認出来た。(十分気圧は効いているようだ)
しかし、このキャップとフィニッシャーが干渉しているのが気になる!
ホース後端の取り回しもフレーム補強プレートの下を潜っているのがダメで、もう1本作ってみた。
長さ60cmで作成したら、ギリギリでちょっと足りないかもしれない・・・
なので、現状ホース後端の取り回しを修正してみた。
試運転を兼ねてナップス三鷹まで走ってみた。なんと、買い物から戻ってみると、バイクの下にピンクの液体が垂れている・・・クーラントが漏れている?
焦った俺は、ソッコーで帰宅してみた!
しかし、クーラントは漏れてこない?・・・
エンジン左側の下部を見るとピンクの液体が流れた後がある・・・オーバーフローしていた?
一旦エンジンが冷えるまで昼食を摂ることにした。
2時間置いて、エンジンが冷えた頃に地面を見るが、何も垂れていない。
なんだったのかなぁ~・・・ちょっと嫌な感じ。
暫く様子をみることにした。
こすって銀SUNでホイールを塗ってみたら、ちょっとメッキぽくなった?(笑)
3月23日(日)
今日は朝から出かける予定だったが、朝の暖機運転時に水冷ファンが回転していないことに気づく!
通常5分程暖機すると回転するのだが、ウンともスンとも言わない。
クラブメンバーの方に質問して、色々教えて頂き、帰宅後に確認してみた。
まず、クーラントが2~3滴漏れていた!出所のチェックをしてみると!!
ラジエータークーラントのサブタンクのキャップに滴りかけていた。
どうも締め方が甘かったようで、ペンチで挟んで目一杯締め付けました。
更に、手でファンを回して違和感が無いか確認してみて、直後にエンジン始動したら、無事に回転しました。ひとまず安心しました。
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